<< 魔性 | main | ナニカアル >>

スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています


    • 2013.11.17 Sunday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    マドンナ・ヴェルデ

    0
      ジーン・ワルツと対になる物語

      主人公は山咲みどり60過ぎ?でメゾン・ド・マドンナというマンションに一人で暮らす
      しっかりした女性。
      夫はずいぶんと前にあっさりと死んでしまった。
      彼女に残されたのは一人娘の理恵
      理恵は帝華大学で産婦人科医をしている。
      理恵の夫伸一郎は仕事で渡米して今は別々の暮らしを送っている。

      久々の理恵の帰郷で、理恵はみどりに御願いをする。
      「ママ、私の子どもを産んでくれない?」

      代理母。日本では生んだ人間が母親と認められ、
      今も激しく論争が続いている問題。

      人工授精のエキスパートである理恵、
      奇しくも彼女自身の子宮の奇形により、
      出産は不可能であった。
      研究のため?自身の子ども欲しさのため?
      理恵はみどりに頼み、
      戸惑いながらもみどりはその申し出を受け入れる。

      ジーン・ワルツの裏側の物語。
      ジーン・ワルツを読んでいないなら、ここから先は完全にネタバレになるのでご注意を。



      代理母として理恵に選ばれた理恵の実母、山咲みどり。
      ジーン・ワルツの中ではただ無口で淡々と娘に協力しているように描かれていた彼女。
      そのみどりの側から描かれた
      子ども、かつ孫出産までの物語。

      みどりから見た理恵は感情のないロボットのようだった。
      これが周りから見た「クール・ウィッチ」なんだろうなあ。
      理恵側から描かれたジーン・ワルツとは違い、
      理恵の行動、感情、それにともなう根拠などがひどくわかりづらかった。

      強い信念がある。
      それは人によっては正しく、人によっては正しくない。
      でも理恵にとってはそれが真実で、
      そのためなら自分の遺伝子を継ぐわが子でさえ利用としようとする。
      わかりやすく、ちっともわからない。
      同じように夫婦の契約である結婚、離婚に関しても
      みどりの考え方も、伸一郎の考え方も
      わかるようでちっともわからない。
      ただあっさりと、許諾。

      理恵にとって心から信用できる人間は
      死にゆく茉莉亜院長のみ。
      どうせわからないだろうと決めつけて説明もなしにやり方を押し付けるのは
      なんだか不快に思った。
      命が大切なら、そんな風に扱って欲しくない。
      世間の理解を得た所で待っているのが殺伐とした現実なら悲しすぎる。



      スポンサーサイト

      0

        • 2013.11.17 Sunday
        • -
        • 17:57
        • -
        • -
        • -
        • -
        • by スポンサードリンク

        コメント
        コメントする









        この記事のトラックバックURL
        トラックバック
        PR
        calendar
        1234567
        891011121314
        15161718192021
        22232425262728
        293031    
        << December 2019 >>
        selected entries
        categories
        archives
        recent comment
        recent trackback
        links
        profile
        search this site.
        others
        mobile
        qrcode
        powered
        無料ブログ作成サービス JUGEM
        JUGEMのブログカスタマイズ講座