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    光待つ場所へ

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      評価:
      辻村 深月
      講談社
      ¥ 1,575
      (2010-06-24)


      短篇集

      辻村さんは本当に今まで自分が書いた作品を愛しているんだなあと思う。
      メインの登場人物だけでなく、サブのその後まで描くほど。

      ・しあわせのこみち
      一般教養の授業を受けるために出された課題、「世界を自由に表現しろ」で
      清水あやめは圧倒的な敗北感を味わった。
      田辺颯也の作成した短編フィルムは素晴らしかった。

      ・チハラトーコの物語
      29歳、モデル事務所に所属。ロリータ・ファッションをこよなく愛する。
      嘘つきは昔から。でも、それを真正面から言われた思い出が頭から離れない。

      ・樹氷の街
      合唱コンクールの伴奏に立候補した倉田梢。
      指揮者に決まっていた天木。倉田にとっては難易度が高かったクラス曲の伴奏を
      ピアノ留学までしていた松永という男子生徒に頼むことになった。

      しあわせのこみち:冷たい校舎の時は止まる
      チハラトーコの物語:スロウハイツの神様
      樹氷の街:名前探しの放課後

      私が読んだ作品の中ではそれぞれとリンク。
      特にスロウハイツは読んだばかりだったからちょうどよかった。

      才能のある、プライドの高い人間。
      私は才能がないからそれにまつわるプライドというものに振り回される感覚がいまいちわからない。
      誰にも嫉妬したことなく、ただ自分の絵の道をひたすらに進む田辺
      美しさを自認し、根本が崩れても嘘をつき続けることで場所を維持しようとしてきたトーコ
      イタイって言葉が何回もでてきたけど、
      イタイってそんなにダメなのか?

      最後の小説はわかりやすく青春小説。
      爽やかでとても良かった。
      書きたいものが分散しているように思えたけど、それはそれとして面白かった。


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