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    • 2013.11.17 Sunday
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    秋期限定栗きんとん事件(上・下)

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      夏期限定トロピカルパフェ事件から数ヶ月。
      小山内ゆきとの互恵関係をやめ、
      それぞれの小市民への道を歩みだした小鳩常悟朗。

      甘いものと復讐が大好きな小佐内ゆき。
      周囲で起こる出来事に推理を働かせ、結果痛い目を見てきた小鳩常悟朗。

      常悟朗はクラスメイトの仲丸十希子さんから告白され、
      小山内ゆきは新聞部の一年生、瓜野高彦から好意を寄せられる。

      月一に全生徒に配られる月報船戸のコラムに近くで起きた連続放火についての記事を書くことになった瓜野。
      彼なりに推理をした結果導かれた放火予測場所が次々にあたっていく。

      冬期まで出ているのはすでに知っているけれど、
      前作を読んだ限り、あそこで終わっても良いのじゃないかと思ってしまった。
      今回は前作、前々作と違い、スパンが長い。
      常悟朗たちが二年の秋から始まり、まるまる一年間。

      二人ともぱっと見は間違いなく小市民であり続けることに成功した。
      でもやはり、またこの事件によって彼らは彼ららしく動いてしまう。

      地域をかなり狭く限定して当てられる次の放火場所。
      次第にエスカレートしていく犯行。


      面白かった。

      常悟朗よりも小山内さんの暗躍っぷりが最初から描かれている。
      以前からの作品を知っていて少し注意して読むだけで
      何となく彼女がやったことがわかる。
      謎としては比較的単純でわかりやすいのかもしれないけど
      最後の謎はわからなかったし見事だと思った。

      ミステリを好んで読むわけではないので、
      謎解き自体よりもその思考だったり、ストーリー性を重要視してしまう。
      そんな中これは単純に面白いと感じた。

      普通の人間としては欠けている感情が
      他人といることで露呈してしまう。

      一年かかって、やっとぐるっとひとまわり、小山内の言葉がしっくりきた。


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