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    銀の島

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      評価:
      山本兼一
      朝日新聞出版
      ¥ 1,995
      (2011-06-07)

      明治時代のキリスト教徒
      日本にキリスト教を伝えたせいじゃフランシスコ・ザビエルのご遺体開帳にあわせ、
      遺体が安置されているゴアに向かった。
      ザビエルの伝記を記したいと夢を描く彼のもとに
      降って湧いたような日本語で書かれたアンジロウの手記。

      「ザビエルは嘘つきであり、その言葉を信じてはいけない」
      「ポルトガル国王から多額の献金をうけ、諜報活動をしていた」
      「銀山を奪おうとしていた」

      彼にとって、そして他のカトリック信者にとっても
      その内容は重大すぎて、簡単には信じられない内容であった。
      日本に持ち帰り、その内容を検証することになった。

      物語としては、面白い。
      ザビエルと共に海を渡り、日本での布教活動に邁進した安次郎。
      父を殺したことによる罪悪感からキリスト教の教えによって救われた。

      ザビエルはキリスト教を、デウスを心から信じ、
      自ら己を苦境に置くような人間。

      同時期に日本にある銀山をねらってポルトガルからやってきた、バラッタ。
      策略家で、日本語も覚え、自ら大名と交渉する。

      プロローグと実際の内容との印象が全く違った。
      ザビエルは確かにバラッタを引き寄せ、
      異教徒を全く認めず、逆に不幸を願うような人間だったのかもしれないけれど
      私はある意味聖なる純粋な人間だと感じた。

      世の中はギブ&テイクで成り立っている
      そこに潜む悪や、キリスト教の教えに反することを
      ザビエルがある意味割りきって考えていることに
      ショックを受けた安次郎。

      自分が信じるもの以外は悪と切り捨てることはできないなあ。
      日本人独自の考えなのかもしれないけれど、
      私はやはり、安次郎に共感してしまう。


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