<< ちょちょら | main | 妻の超然 >>

スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています


    • 2013.11.17 Sunday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    ラプソディ・イン・ラブ

    0
      小路さんの本はついつい読んでしまう。
      都合のいいハッピー・エンディングとわかっていても、
      時々こういう暖かでやわらかい愛を読みたくなる。

      俳優一家。
      往年の名俳優、笠松市朗。
      別れた笠松の元妻、伝説の女優、四ノ宮睦子。
      二人の間の子供で名脇役として俳優を続ける園田準一。
      笠松の息子で、準一の腹違いの弟で同じく俳優の、岡本裕。
      裕の婚約者で同じく女優の二品真里。

      かつて準一たちが幼い頃を過ごした生家、
      彼にしたら40年ぶりのその家で、
      四人の俳優、女優が集い、生活する。

      家族として、過ごす、三週間。
      それをフィルムにおさめる。
      台本はあってないようなもの。その日の終わりに次の日の台本が渡される。

      今だからこそ分かち合えるそれぞれの秘密。
      本当はそれぞれ別の本当の生活があり、
      それを抜けだして再現する家族ごっこ。

      どこまでが演技なのか、私にはよくわからない。
      時々、描写の中で描かれるもので
      これは演技をしなければいけない場面だ、というのにそれぞれが気づき対応するのが分かる程度。

      紺田監督からの要求、「常に爆弾を抱えていてください。」
      それぞれの事情の中にある平和な家族の日常の中に投下される爆弾。

      時々様子がおかしくなる笠松。
      年齢からくるどうしようもないもの。

      かつて上海で出会った笠松と睦子。
      夜の蝉、彼女を守っていた男、それと対峙した笠松。
      裕との結婚を決めたが、一生ついてまわる両親に強い拒絶をもっている真里。

      それぞれの爆弾が時期を見計らって投下される。

      それでも揺るがない場の空気。
      演技をしているからではなく、それを受け入れられる過去と現在があるからと感じた。

      カメラが回っている場所、いない場所。
      演技が染み付いている彼らはどんな場所でも場面でも
      それをそれらしく切り抜ける。

      その中にやはり、本心が混ざる。

      とても面白かった。


      スポンサーサイト

      0

        • 2013.11.17 Sunday
        • -
        • 10:56
        • -
        • -
        • -
        • -
        • by スポンサードリンク

        コメント
        コメントする









        この記事のトラックバックURL
        トラックバック
        PR
        calendar
          12345
        6789101112
        13141516171819
        20212223242526
        27282930   
        << September 2020 >>
        selected entries
        categories
        archives
        recent comment
        recent trackback
        links
        profile
        search this site.
        others
        mobile
        qrcode
        powered
        無料ブログ作成サービス JUGEM
        JUGEMのブログカスタマイズ講座