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    • 2013.11.17 Sunday
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    妻の超然

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      評価:
      絲山 秋子
      新潮社
      ¥ 1,470
      (2010-09)

      ・妻の超然
      ・下戸の超然
      ・作家の超然

      の三編。

      超然という言葉がぴったりな
      かたい、感情が希薄(に感じる)文章、構成。

      夫の浮気を見て見ぬふりをして
      ころころと男を変える友人や遠縁の友人と会話をしながら
      自分自身の感情も見て見ぬふりをする

      全くお酒を飲めない男。
      自然体でいられる彼女と付き合うが
      だんだんとお互いの方向性の違いが見えてくる

      手術を機に彼女の人生を振り返る作家。
      二人の兄、書くことで身近な人々を振り切り、
      見ず知らずの人間に無責任な優しさを振りまく

      超然というのは、この本の中では
      相手の気持ちを知りながらも寄り添わず
      自分をかたくなに守ることだと感じた。

      夫に執着することをやめ、でも離婚するわけでもなく、止めるわけでもない妻。
      酒を飲み過ぎ、ボランティアに心血注ぐ彼女から遠ざかっていく男
      心酔していた二番目の兄、古くからの友人を切り捨て、収入が増えていく作家。

      見たことのある感情。
      間違ってはいないと思う。
      けれど、どうして?と不思議に思う。
      その反面、ひどく納得している自分もいる。

      不確かなものを言葉にするのがすごく上手だと思う。
      すいすいと読めるのだけど、
      すいすいと消えていってしまう、そんな物語だった。


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