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    • 2013.11.17 Sunday
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    ひそやかな花園

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      評価:
      角田 光代
      毎日新聞社
      ¥ 1,575
      (2010-07-24)

      幼い頃毎年行っていたキャンプ。
      仲良くなった少年、少女。
      いつもは見ない楽しそうな表情の両親、もしくは母。

      幼くて美しい思い出の幕はあるとき突然終わる。
      その真偽を母に尋ねても曖昧にごまかされる。

      母と子。
      最近の角田さんの作品はこれをテーマにしたものが多い。
      でもこれは、とても重い。
      リアルのしっかりした重み。
      生まれることで背負わされた荷物。

      ジュリー、ノンちゃん、ケンちゃん、サーちゃん、雄一郎、弾、波留
      どんな関係で彼らがつながっていたのか、
      なぜ集まるのが夏だけなのか、
      それを知るのはほとんどがもっと大きくなってから。

      あの頃のメンバーを集めてみないか、と
      ケンがジュリーを偶然に見つけたことによって始まる。

      母たちが隠していた秘密。
      精子バンクを使って生まれた子供たち。

      会って、どうするのか、何を知りたいのか。
      生物学的父親を知ってどうなるのか。
      本人たちすらわからない疑問を抱えたまま、
      彼らは再会し、事情を知っていく。

      たとえ、生まれがどういう経緯であったとしても
      その後たどる彼らの運命は様々なはず。
      それでもその事実はやはり重くて、知りたい、と言うよりは、知らなくてはという
      強迫観念に駆られているように見れた。

      自分が同じ立場だったとしてもそうだろうな。
      難しい話だった。
      結論は絶対に出ない。


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