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    • 2013.11.17 Sunday
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    ばらばら死体の夜

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      評価:
      桜庭 一樹
      集英社
      ¥ 1,575
      (2011-05-02)

      先日読了した「赤道」と同じようなイメージを持つ本だった。
      違うのは主人公に報いがあるかないかの違いかな。

      古本屋の二階に下宿する美しい女、白井沙漠。
      ずっと昔、同じ場所に下宿していて、今は大学の講師をしている男、吉野解。

      吉野は資産家の娘と結婚し、子供ももうけた。
      長く続いた貧しい経験、その価値観は妻や舅のものとは大きく違う。

      大きな闇を抱えて、幸せな妻に養われ、守られる吉野解。
      古本屋の大家の目を盗んでは沙漠に会いにやってくる。

      リアリティの少ない沙漠の容姿。
      どこまでも貧しい彼女。
      失った過去。抱えた秘密。

      同じように暗い闇を抱えた吉野。
      沙漠は吉野をおじさん、気持ち悪いと思いながら抱かれる。

      同類でも見抜けないものなんだろうか。
      沙漠は世間のお金以外の大切なことを見る力を失っているように思えた。

      反対に解もまた自分より弱い人間に高圧的に出るような卑屈さを感じた。

      構成はうまいし、句点が多い特徴的な文体は面白かった。
      でも読了感が非常に悪かった。


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