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    • 2013.11.17 Sunday
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    アンダースタンド・メイビー(上・下)

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      島本さんの本は作品によってすごくよかったり、いまいちだったりの差が大きいと思う。
      この本は、とても良かった。
      中学生〜大学生の若い女の子のリアル。

      両親は離婚し、働く母の代わりに家事をこなす藤枝黒江。
      母は黒江に興味が無いように思え、距離を感じる。

      浦賀仁という写真家の写真に衝撃を受けてファンレターを書き、文通をする。
      数年後もカメラマンになりたいと思うなら弟子にするという言葉を真に受けて、心の支えにする黒江。

      せつなくて、苦しい。
      トラウマの物語。
      気づけば苦しいし、気づかなければ己を傷つける。

      東京から来たというのに野暮ったい雰囲気の男子、彌生。
      誰にも知られてはいけない写真。
      記憶の奥底に封印した過去。
      ショックを受けた彼女を襲おうとした男。
      乱暴で不器用な先輩。
      何を考えているのかわからない先輩の友人。

      過去が彼女をおとしめるのか、
      傷ついた彼女が引き寄せるのか、
      地元時代の彼女の体験は酷い。
      逃げた先の東京で、初めて浦賀仁に出会う。
      背が高く、美しい男。

      彼の、忘れられない女性。
      その彼女にそっくりな綾乃。
      写真を撮り続ける黒江。
      彌生に対して抱き、望む感情。

      受けた傷はいつまでも残る。
      なかったことにしたい酷い記憶ほど、彼女につらくあたる。

      少しずつ表面に出てくる過去。
      そこで起こった事件。

      すべてを知った彼女が今度こそきちんと立って歩いていけたらと願う。


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