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    ツリーハウス

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      評価:
      角田 光代
      文藝春秋
      ¥ 1,700
      (2010-10-15)

      都心に建つ古びた中華料理店、翡翠飯店。
      三年前に仕事を辞めて以来働いていない良嗣は祖父の死を一人で看取った。
      慌てて集まる一家。
      祖母のヤエ、父親慎之輔、母親文江、同居している叔父の太二郎。
      別居している姉の早苗、ふらりと海外に出ていつ帰ってくるともわからない兄の基樹。

      良嗣は幼い頃から家庭の違和感を感じていた。
      一緒にいても、絆の薄い関係。
      深く干渉せず、気づいたら誰かがいて、誰かがいない。

      帰りたい、とつぶやく祖母が若いころ満州にいたこと、
      戸籍に自分の知らないおじらの名前があることなどを知り、
      良嗣は祖母を連れて中国に旅行にいく事に決めた。
      太二郎も共に行くと言い出し、父や今日子叔母からは祖母の行きたい場所を優先してくれと頼まれる。

      読者だけがすべてを知る彼女の一家の歴史。

      占い師に言われた六人生まれて半分になるという言葉。
      満州から日本に帰ってきて、戦争が終わり
      時代が変わった中で成長していく子供たち。

      彼らが主人公になり、さらに移っていく。

      学生運動、派手な身なり、若い夢、純粋なために騙される。

      肝心な時に、ふわふわとした家族のあり方
      淡々と描かれているんだけど、中身は濃い。

      リアルタイムにいない人間はそれを知らずに生きている。

      家族だから、という繋がりは時に煩わしくなることも多いけれど、
      それが全くないというのも、拠り所がなくて辛いと感じそうだ。


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