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    • 2013.11.17 Sunday
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    錨を上げよ(上・下)

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      百田さんらしい作品だと思った。
      ある「もの」に焦点をあて、緻密に動きを描いていく。
      今回のその「もの」はある男の半生。
      昭和三十年生まれの作田又三。
      破天荒で流れに身を任せながらも決して沈むことのない強さと頑固さを持った男。

      こう言ってはなんだけど、とにかく長い!
      耐えて耐えて地道に読み上げた。

      「伏線」というものがあるような無いような。
      あるがままに生きている人間をずーっと動画におさめて、
      そこで感じ取ったものがあとから再登場することもある(ないこともある)という
      小説としては珍しい形の構成。

      とにかく衝動そのままに生きる又三。
      貧しい時代に生き、腕っぷしが強く、かといって典型的な「不良」とは少し違う。
      男らしさ、面子、プライドを汚されると怒り、
      女は性欲の対象か、慈しむ対象かはっきりと区別される。

      グレーゾーンというものが存在しない、きっぱりとした色の人間だと感じた。

      いろいろな意味で自分と似通う部分のない人間で、
      「へー」「そんなことしちゃうのか」なんて少し離れた視点から読んだ。

      最後の方はそれまでの彼の人生全てが反映されるような内容で面白かった。


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        • 2013.11.17 Sunday
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