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    • 2013.11.17 Sunday
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    砂の王国(上・下)

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      評価:
      荻原 浩
      講談社
      ¥ 1,785
      (2010-11-16)

      文章の量はすごいはずなのに、全然それを感じなかった。
      山を登って、降りる。そんなイメージの小説だった。

      大手証券会社のディーラーからホームレスに転落した四十過ぎの男、山崎。
      居場所と食べ物を求めてさまよっているうちに、心理操作で客の悩みを言い当てる龍斎と
      美しく、不思議な男、仲村と出会う。

      再起をはかるために山崎が考えたのは、仲村を教祖とした宗教、「大地の会」だった。

      断片的に描かれ、最後まで彼の中の詳細はわからずじまいだったけれど、
      山崎(大地の会では木島)の心の闇はすごく印象的だった。

      幼い頃に彼自身が植え付けられた宗教へのトラウマ。
      職を失ってからホームレスまでのあっという間の転落。
      打ち明けてくれたらと願っていた妻美奈子の思い。

      仲村のカリスマ性、緻密に描いた山崎の設計図、龍斎の文才によって
      見る間に大地の会は盛り上がっていく。
      次第に彼らだけの手には負えないほどに。

      気づくと下り坂。様々な問題が浮上してくる。
      どこに進むか、彼だけがわからない。

      荻原さんのこういうテイストの本は久しぶりだった。
      やっぱりうまいなあ。



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