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    • 2013.11.17 Sunday
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    図書準備室

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      評価:
      田中 慎弥
      新潮社
      ¥ 1,470
      (2007-01-30)

      芥川賞で初めて名前を知って気になっていたので読んでみた。
      作品として完成度がとても高いと思った。
      ただ、好みは分かれるだろうなあ・・・。
      私は嫌いじゃないけれど、落ち込んでいる時や疲れている時には読まないと思う。

      ある世界の上にまた違う世界を重ねた変わった構成。


      「図書準備室」
      三十になっても一度も働いたことのない主人公の男。
      蕩々と語られる、彼がそうなった「理由」
      祖父から語られた戦争。
      中学の先生をしていた大きな男、吉岡。
      遠慮のない暴力の描写。それなのに熱がない。
      熱を感じるのはそれを話し続けることのように思えた。

      「冷たい水の羊」
      こちらも痛々しい内容。
      裕福で家庭には問題のない家に育った大橋真夫。
      小学校では暴力を受けている。
      でもそれはいじめではない、そう認識していない。ただ死を求めている。
      彼にとって特殊で特別な水原里子を殺して、自分も。

      どうしてここまでされて認めないのか、
      第一にその記憶が出てきてもおかしくないはずなのに後半までぼんやりとしていた。
      不思議で悲しい、でも最後は少し救いがあった。


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