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    最果てアーケード

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      評価:
      小川 洋子
      講談社
      ¥ 1,575
      (2012-06-20)

      なんだかよかった。
      いつもの小川さんらしい文体を残しながらも、
      中身は体温の通った人間の話。
      今までの作品はどこか人間が人形のようであることが理想という雰囲気を感じたけど、
      これは違う。
      行間にちゃんと感情を読み取れる。

      小さなアーケード。
      そこで店を開く店主たち。
      アーケードで生まれた少女は飼い犬のべべとそこで過ごす。

      屋根にはめ込まれたステンドグラス。
      突き当たりにある静かな中庭。
      変わった商品を置く店。
      少なくも訪れる客たち。

      使い古しのレースを扱う店とかつて衣装係をしていた女性。
      物語な大好きな「私」とは違い、事実を愛し、百科事典を読んでいたRちゃん。
      義眼屋を訪れる兎婦人。
      元オリンピックの体操選手だという女性と輪っか屋の店主。
      レース屋の姉、紙店の店主。
      ノブさんの店にある窪み。
      勲章店の未亡人。
      そして、合間合間に描かれる彼女自身の物語。

      療養していた母。
      大火事で亡くなった父。
      老いていくべべ。

      文体が文体なので、「泣かせてもらえない」本だと思った。


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