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    凍原

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      評価:
      桜木 紫乃
      小学館
      ¥ 1,575
      (2009-10-14)

      賞をとられてから知った作家さん。
      少し気になっていたので読んでみた。

      物語の内容が少し強引かな、と感じたけれど面白かった。
      性的な表現がちょいちょい出てくる、
      全体的になんとなく湿った印象の小説だった。

      ミステリ。

      三つの物語が同時進行で語られる。
      最後にはそれが一つになり、事件は解決する。
      当事者たちの心の解決はまた別問題なのだろうけど。

      遊びに出かけた小学四年生の少年、水谷貢がそのまま戻らなかった。
      貢と一番仲がよかった杉村純は彼が湿原に行くと言ったのを聞いていた。
      湿原の中には谷地眼と呼ばれる深い穴があり、そこに飲み込まれると戻ってこれない。

      貢の姉、比呂は刑事になった。
      鈴木洋介という男性が死体で発見され、その事件を片桐と組んで捜査することになった。
      片桐は貢が失踪した際に比呂の家を訪れた刑事だった。

      終戦間際の樺太から命からがら逃げ出して
      なんとか生き延びてきた一人の女性、長部キク。
      いい暮らしを夢見て手段を選ばず生きた彼女が産み落とした命。

      青い目を持つ鈴木自身がたどった彼のルーツをたどり直す比呂と片桐の捜査。
      ルーツであるはずのキクが生きた道筋。
      弟に対し、「死んだ」という区切りがつけられないままの比呂。

      すごくうまく出来た小説だと思った。
      意外性もあって最後は驚いた。
      けど、少し出来すぎかなー?
      あと、この人はこんな人じゃないだろう、という期待を裏切られた感じがした。


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