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    ふる

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      評価:
      西加奈子
      河出書房新社
      ¥ 1,470
      (2012-12-06)

      少しせつなくて、とてもやさしい本だった。
      女のあたたかさって私の中では気持ち悪さと紙一重。
      そのあたりを上手に書いているので染みこむように伝わった。
      けど、気持ち悪さがちょっと勝ってしまったかも。

      池井戸花しすは珠刈さなえと猫二匹と一緒に住んでいる。
      28歳。恋人はいない。
      ウェブデザインの会社で外国人の女性器のモザイクがけをしている。

      現在、過去と順番に語られる花しすの物語。
      おそらく彼女の転機であろう際に現れる新田人生という男。
      彼女が出会ってきた人間。
      今彼女のまわりにいる人間。
      友人、恋人、母、祖母。
      さなえちゃん、会社の朝比奈さん、同じく会社の黒川。

      花しすにもある、他の女性にもみえる正体の分からない白くてふわふわしたもの。
      形をかえ、場所をかえ、それでも消えないもの。

      レコーダーに録音された声たち。
      傷つけたくないあまりにただ優しい人であろうとしてきた花しす。

      傷つけたくないから何も言わない、それが優しさではないと知っているだけで
      十分優しい人なのだと思うのだけど。
      白いものは何が具現化されたものなのだろう。最後までわからなかった。
      それでもそのあたたかい何かが少し私には気持ち悪いと感じた。


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