<< 悪人 | main | ミカ×ミカ! >>

スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています


    • 2013.11.17 Sunday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    ズームーデイズ

    0
      評価:
      井上 荒野
      小学館
      ¥ 480
      (2008-11-07)

      私小説?ともとれる本。
      私、知らなかったよ。
      井上荒野さんのお父さんが、小説家井上光靖(名前を聞いたことがあるくらい)だったなんて。

      恋人とは言えないような関係のまま、7年間を一緒に過ごした二人。
      おたがいをズームー、アームーと呼び合う。
      「俺たち、仲良しだよね」と言いながら。
      文庫バージョンで読んだのだけど、
      本編はよかった。普通によかった。
      で、解説がすばらしかった。ちなみに、角田光代さん。

      本編は、井上荒野さんらしい、どこか冷たい感じの、
      なんとなく気持ち悪いかんじの。
      ただ、他の作品よりも、この作品に書ける感情を強く感じた。
      多少脚色したり、虚構も含まれているだろうけど、
      なんとなくほとんどが現実に井上さん自身の身にあったことなんだと思う。
      他のものと同じような俯瞰した書き方なのだけど、
      時々そこから幽体だけ、物語の中に入り込んでいるような。

      ズームーと、アームーだけじゃない。
      本当は、アームーには、「カシキ」という妻を持った愛人がいる。
      ズームーには仕事というより着く場所がある。
      足の先っぽだけおなじ洗面器に浸して、
      ほかの全部違う空間にいる二人、と言うイメージ。
      何も共有しない。何も知らない。でも、同じところに暮らせる。
      お互いが浮気したら起こってみせる。一応。

      で、そんな本編を読んだあとに解説が待ってる。
      ああ、そういうことかー
      と納得しながら読む。
      作品の中では抽象的になっていたものごとが、具体的になっていく。
      こうやって解説ってのは書くんだなぁと感心した。
      私には、無理だ!
      そんなわけで、これは感想文(でもないか。)備忘録。




      スポンサーサイト

      0

        • 2013.11.17 Sunday
        • -
        • 11:24
        • -
        • -
        • -
        • -
        • by スポンサードリンク

        コメント
        コメントする









        この記事のトラックバックURL
        トラックバック
        PR
        calendar
          12345
        6789101112
        13141516171819
        20212223242526
        27282930   
        << September 2020 >>
        selected entries
        categories
        archives
        recent comment
        recent trackback
        links
        profile
        search this site.
        others
        mobile
        qrcode
        powered
        無料ブログ作成サービス JUGEM
        JUGEMのブログカスタマイズ講座