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    • 2013.11.17 Sunday
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    暴走爺

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      評価:
      原 宏一
      小学館
      ---
      (2002-08)

      私が原宏一さんの本を読むのはこれで3冊目。
      出会いは「床下仙人」だった。
      「床下仙人」はよかったなぁ。3冊のなかでは一番だった。

      市役所での役人人生を勤め上げ、定年退職した西尾満津夫。
      還暦を過ぎても体はまだまだ元気。
      趣味は、日曜大工。

      やる人がいないという町内会長に知らぬ間に選出されていた。
      町内会長となった満津夫に暴走族の襲来という難題がふってくる。
      まわりで好き勝手に物事を進める役員たち。
      年寄りだらけの平穏だった町が
      形を変えていく。
      ラスト数十ページは圧巻。
      えええ?なんかすごい展開になってるよ!?と思ったら
      あっという間に終結。
      この終わりは全く想像していなかった。
      ちょっと無理があるんじゃない?と思わないでもないが、
      確かにその伏線はところどころに張ってあった。

      完全中立であろうとする元役人は、
      町内会長という役は向いてないねー。副会長ならいいかも。
      個性バリバリの爺共がやれ戦争だ!やれ市長選だ!

      こういうまともな人っていないんですか?って聞きたくなるような雰囲気は
      初期の荻原浩さんの作品と通じるものがあると思う。
      ぐわっと広がってしゅっとおわる。
      途中まで呆れつつ、はらはらしつつ、やきもきしつつ読んでいるであろう読者を
      ぐいぐい引っ張って
      はい、ここに座って。これで終わり。みたいに導かれる。

      すごい勢いのある本だった。
      でもやっぱり私は床下仙人のが好きかなぁ。


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        • 2013.11.17 Sunday
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