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    • 2013.11.17 Sunday
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    三月の招待状

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      評価:
      角田光代
      集英社
      ¥ 1,470
      (2008-09-04)

      大学時代の友人関係に縛り付けられた(しがみついているかもしれない)
      人間関係の物語。

      腐れ縁にも近い、大学時代から別れてはくっついての繰り返しの末結婚した夫婦の結局の離婚
      物書きとして食べられるようになり、優しい男と同棲するも、片思いの相手が忘れられない女
      なんとなくおかしな方向に浮いている、早くに結婚した女の不倫逃亡。
      不倫をした代償に別れを告げられるが、新しい女にすぐにうんざりし、元妻の居心地のよさに気づいてしまう男。

      概要だけ書いてしまうと、ぎすぎすしているようだけど、
      全然そんなことはない。
      きちんとはまるところにはまって感情的に収まりがつく。
      きっかけは、小さなこと。自分を動かす勇気。
      そうしてこなかった負の理由、そこまでする必要がなかった正の理由は昔のつながり。
      学生時代のつながりってホント貴重だと思う。
      私も彼らと似たような人間関係にすがっている。
      彼らとは違って、複数のすがる先があり、
      そこでの友人たちも別に拠りどころとするところがわかっている。

      ひとつだけ、だとやっぱり息が詰まりそうになるよね。
      小さな集団で噂が駆け巡るのは早い。
      あまりに気の置けない関係に、他の人たちが介入するのが難しくなってますます閉鎖的になる。

      角田さんのかく人物たちにはすごく共感できる。
      実年齢か、少し下くらいを書いているんだろう、
      作品を追うごとにすこしずつ平均年齢が上がっていく。
      もしかしたら、彼女やその周りの人たちが実際に悩んでいたりすることなのかもしれない。
      その年代だからこその焦り、不満、欲望、幸せ。
      やっぱりすごいなぁ、と思う。

      うん、でもみんな幸せになるといい。


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