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    • 2013.11.17 Sunday
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    • by スポンサードリンク

    春の魔法のおすそわけ

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      評価:
      西澤 保彦
      中央公論新社
      ¥ 1,680
      (2006-10)
      西澤保彦の独立長編小説。
      ジャンルはもちろんミステリー。だと思う。

      中年女性が前後不覚まで酔っ払って
      記憶がふと戻ったときに、自分の鞄の代わりに誰かさんのバッグを持っていて
      その中に二千万と言う大金が現ナマで入ってた。
      わけわからんまま公園をとぼとぼ歩いていると、
      若い美青年がベンチに座っていた。
      二日酔いと変な高揚感に任せて「あなたを買うわ」と言うと
      なぜか美青年はそれに応じる。
      そして・・・。
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      ちんぷんかん

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        評価:
        畠中 恵
        新潮社
        ¥ 1,470
        (2007-06)
        畠中恵「しゃばけ」シリーズ第六弾
        もちろんいつもの長崎屋若だんなと妖たちの物語。

        ほのぼのするねー。
        やっぱりミステリーと言うカテゴリには入れたくない
        人情系推理小説とでも言うのがいいのかな?

        これまた短編集
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        おまけのこ

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          評価:
          畠中 恵
          新潮社
          ¥ 1,365
          (2005-08-19)
          畠中恵の「しゃばけ」シリーズ第4弾

          他のしゃばけシリーズ同様主人公はスーパー病弱な長崎屋若だんな。
          大妖である祖母の血を継いでいるために、妖の姿が見える。
          世話してくれる二人の兄やや他様々な妖の助けをかり、
          妖がらみの事件をあまり動かずして解決していく。
          一応、ミステリーなんだよな。あまりそういう感じがしない。

          事件があって、種があって、結果が出るのだからミステリーには違いないんだけど、
          たくさんの愛らしい人でないものと人が
          ミステリーって言う響きに含まれる毒々しさとか血を連想させるものを払拭している感じがする。

          短編集。
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          カツラ美容室別室

          0

            評価:
            山崎 ナオコーラ
            河出書房新社
            ¥ 1,260
            (2007-12-07)
            山崎ナオコーラさんの本初読了。
            「人のセックスを笑うな」が店頭に並んでいる時から
            とても気になっていたのだけど、その本は正直レジに持っていく勇気がなかった。
            今は映画化もされたし、他の本もたくさん出ているから全然平気だけど。

            カツラをかぶった桂さんが店長を勤める美容院をめぐる
            美容師と客として知り合った男とその友達(←この人が主人公)を描いた長編。
            それほど大きくなくてどこにでもありうる出来事を描いて
            それに付随する細かい心理描写をしている。

            わりと、好きなタイプの本。

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            パズラー -謎と論理のエンタテインメント-

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              短編ミステリー集。
              語り手の周りで犯罪がおき、それを推理して真相を導く、
              が、本当にそうであるかどうかは謎。(の場合が多い)

              さくさく読みやすい。
              短編だけどしっかり結末は結ばれていると思う。
              個人的にはいま一歩かなぁ・・・。

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              不恰好な朝の馬

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                評価:
                井上 荒野
                講談社
                ¥ 1,680
                (2006-10-31)
                短編集。
                主人公たちは互いに少しずつつながりをもっている。

                ある団地に住む主婦、その娘の友人、主婦の夫、娘の友人の彼である美術教師、彼らがよく使う喫茶店の女亭主・・・
                といった具合。
                それぞれの物語の中で、近しい人意外はあまり具体的には描写されていない。
                少しだけ登場して、彼らが主人公となった時に初めて抱えている問題を写す、と言う感じ。

                井上荒野さんの本は日常のちょっとした不穏を書いていることが多い。
                そういうテーマの本は好きだし、よく読むけれど、
                この作品は彼女の作品の中では一番物足りないと言うのが正直な感想。
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                【新釈】走れメロス 他四篇

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                  評価:
                  森見 登美彦
                  祥伝社
                  ¥ 1,470
                  (2007-03-13)
                  既存の有名作家が書いた短編小説を森見風味付けをし直してまとめた本。
                  アレンジ元は、「山月記」、「藪の中」、「走れメロス」、「桜の森の満開の下」、「百物語」

                  森見さんの本は真面目くさった文体でもんのすごいばかばかしいことを
                  書いているのがとても好き。ギャップっていうか、ね。
                  小説を読んで笑う(声を上げて)ことはほとんどないけれど、
                  森見さんの本は毎度笑っている気がする・・・。
                  特にこの本今までで一番笑ったかもしれない。
                  あ、でも「四畳半神話大系」といい勝負かも。
                  あれも面白かった。最高。

                  私は残念ながらというか無知ですんませんというか
                  「走れメロス」以外オリジナルを読んだことがないのです。
                  森見さんの本は何冊も読んでいるけれど、これはもう、森見さんの本だね。
                  原作のストーリーらしきものがちらほらみえるけれど、ほんとチラリズム。

                  それでも他の森見さんの著作と比べると、真面目な(まともな?)終わり方をしているものが多い。
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                  今夜は心だけ抱いて

                  0

                    評価:
                    唯川 恵
                    朝日新聞社
                    ¥ 1,680
                    (2006-03)
                    唯川恵さんの本をもんのすごい久しぶりに読んだ。
                    何冊か持っているし、今までの作品は大体読んでいると思うけれど
                    自分的に恋愛もの本は飽きてしまい
                    唯川さんは恋愛ものばかり扱っているイメージが強かったので疎遠になってしまった。

                    で、この本。
                    ずーっと会っていなかった母と娘が成り行き上一緒に暮らすことになった。
                    と思ったら事故で二人の中身が入れ替わってしまった。
                    そのことを他の人には明かさずお互いがお互いを生活することとなる。
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                    先端で、さすわさされるわそらええわ

                    0
                      川上未映子初読了。
                      私は本を図書館で借りてくることが多いのだけど、
                      人気のある人はなかなか借りられない(そりゃそうだ)
                      この作家さんの本は芥川賞を取る前からずっと気になっていたのだけど、
                      今回初めて出会えた!
                      いや、予約とかすれば確実に出会えるんだけどね、
                      なんというかその時の本との出会いを大切にしたいと言うか
                      たまたま見つけたときのほうが感動が大きいと言うか
                      ぶっちゃけめんどくさいというか
                      なのでしないのです。

                      で、この本。
                      一言で言うと難解。
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                      ベーコン

                      0

                        評価:
                        井上 荒野
                        集英社
                        ¥ 1,470
                        (2007-10)
                        短編集。
                        どこにでもありえる日常のささくれを
                        食べ物をキーワードにして描いている。
                        個人的に好きだったのは、「クリスマスのミートパイ」
                        他のも全部好きだけど。
                        続きを読む >>


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