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    • 2013.11.17 Sunday
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    • by スポンサードリンク

    美女と竹林

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      評価:
      森見登美彦
      光文社
      ¥ 1,680
      (2008-08-21)

      おお、作中に森見さん自身が出ているような小説だー。
      と思ったら、どうやらエッセイらしい。
      うそだー! 絶対エッセイじゃねえ。

      具体的な対話や妄想の中身はさておき、
      事件や出来事は事実あったことなんだろうなぁ。

      エッセイって目で読むと逆に訳わからなくなるかも。
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      暴走爺

      0
        評価:
        原 宏一
        小学館
        ---
        (2002-08)

        私が原宏一さんの本を読むのはこれで3冊目。
        出会いは「床下仙人」だった。
        「床下仙人」はよかったなぁ。3冊のなかでは一番だった。

        市役所での役人人生を勤め上げ、定年退職した西尾満津夫。
        還暦を過ぎても体はまだまだ元気。
        趣味は、日曜大工。

        やる人がいないという町内会長に知らぬ間に選出されていた。
        町内会長となった満津夫に暴走族の襲来という難題がふってくる。
        まわりで好き勝手に物事を進める役員たち。
        年寄りだらけの平穏だった町が
        形を変えていく。
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        蒲生邸事件

        0
          評価:
          宮部 みゆき
          毎日新聞社
          ¥ 1,733
          (1996-09)

          昭和初期あたりの時代を背景にしたミステリーかな?と想像して読み始めた。
          あれ?現代だ。のわりには表紙の絵が古臭い感じだけど。
          え?あれ?タイムスリップ?SF?何これ、どこに行き着くんだ?

          という感じで読み始めました。はい。
          SFだとは思いもしなかったよ。だって「蒲生邸事件」だもん。

          主人公は受験に失敗して、浪人するために予備校受験を控えた青年孝史。
          以前蒲生憲之という陸軍大将の屋敷があった場所に建てられたホテルに宿泊している。
          そこで闇をまとったような中年男性を見る。
          その夜、大規模な火災が発生したホテルから逃げ遅れていた孝史は、
          中年男に抱えられ、時空を飛んで炎から逃れた・・・。

          飛んだ先は、これからまさに二・二六事件が起ころうとしている昭和二十三年の冬
          蒲生邸宅の庭だった。
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          やさしいため息

          0
            評価:
            青山七恵
            河出書房新社
            ¥ 1,260
            (2008-05-16)

            あれ?この人ってこんなにいい本書く人だっけ?
            ととても新鮮な驚きがあった。

            今まで何冊か読んだことがあるけれど、
            その中ではこれが一番傑作だと思う。

            人との付き合いがすこし苦手な姉、まどか。
            自由奔放で人の心を試しているような行動をとるもその人柄で愛される弟、風太。

            しばらくどこぞに消えていて連絡の付かなかった風太と偶然電車の中で再会する。
            社会人としてはまぁ合格である範囲で働いているまどかは
            風太の願いを聞き入れ、家のない彼を家にしばらく置くことにする。
            風太を通じて出会った男、緑
            会社での今まで気にも留めなかった人たちとの交流。

            少しずつまどかを変えていく。
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            東京バンドワゴン

            0
              すこし前に順番を間違えて読んでしまった「シー・ラブズ・ユー」の前作。

              設定や、主な登場人物はもちろん同じ。
              下町にある古本屋「東京バンドワゴン」、その隣に併設するカフェ「あさん」
              そこで生活する四世帯にわたる家族、訪れる客、
              周りの知り合いなどの間で起きる事件を
              一家の主、堀田勘一の亡くなった妻、堀田サチが口語調で語る。

              前作では既に基本設定となっていた
              勘一の孫である青の妻、みすずの話や
              同じく孫の紺とその妻亜美夫婦の話がここで初めて描かれている。
              やっぱり順番はまもらないとね!

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              ミカ×ミカ!

              0
                評価:
                伊藤 たかみ
                文藝春秋
                ¥ 580
                (2006-08)

                ミカ!の続編。

                ぶっちゃけ、前回の「ミカ!」で終わりだと思っていたから、
                あれ、続くんだ?て思った。

                小学生だった双子の兄弟、ミカとユウスケも中学生になる。
                父と母は離婚したまま。
                年の離れた姉は母方についたまま。

                中学生になって、また彼らの周りの状況も変化する。
                そこで起こる日常的な出来事。普遍的な悩み。
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                ズームーデイズ

                0
                  評価:
                  井上 荒野
                  小学館
                  ¥ 480
                  (2008-11-07)

                  私小説?ともとれる本。
                  私、知らなかったよ。
                  井上荒野さんのお父さんが、小説家井上光靖(名前を聞いたことがあるくらい)だったなんて。

                  恋人とは言えないような関係のまま、7年間を一緒に過ごした二人。
                  おたがいをズームー、アームーと呼び合う。
                  「俺たち、仲良しだよね」と言いながら。
                  続きを読む >>

                  悪人

                  0
                    評価:
                    吉田 修一
                    朝日新聞社
                    ¥ 1,890
                    (2007-04-06)

                    よくも悪くも、吉田修一さんらしくない本。

                    そもそもミステリー調というのがイメージにない。
                    でもこれは、完全にミステリーだね。

                    保険会社の営業をしている若い女が絞殺死体で見つかる。
                    仲のよかった同僚も、両親も、
                    彼女が誰と会っていたのかわからない。
                    彼氏だと思われていた(思っていなかった人もいる。ついでに、彼氏ではない)
                    男は逃亡し、見つからない。
                    続きを読む >>

                    Re-born はじまりの一歩

                    0
                      評価:
                      伊坂 幸太郎,瀬尾 まいこ,豊島 ミホ,中島 京子,平山 瑞穂,福田 栄一,宮下 奈都
                      実業之日本社
                      ¥ 1,470
                      (2008-03-19)

                      春休みっていうのは、学生が図書館をうろうろするわけです。
                      そんでもって、ちょうど図書館編成のため一週間休みがあったりすると、
                      本が品薄になるのです(借りられる期間がのびるため)

                      しょうがないから、アンソロジー。
                      好きな作家さんが何人か入っていたから、これはいいかな?と思ったけど、
                      うーん、全体としてはいまいち、かな。

                      このタイトルも抽象的だよね。
                      何について書けば良いのかわからない、と思う。
                      適当にどこにも引っかからないような作品を集めました、という気がする。
                      続きを読む >>

                      東京公園

                      0
                        評価:
                        小路 幸也
                        新潮社
                        ¥ 1,470
                        (2006-10-28)

                        ほのぼのー。
                        春爛漫のこの季節にぴったりの本だった。

                        主人公は東京で大学に通う学生、圭司。
                        大学で知り合った友人、ヒロと共に暮らす。
                        亡くなった実母(父親が再婚して、義母がいる)の形見であるカメラで
                        よく写真を撮っている。

                        公園で、知り合った男性から、妻が公園に行く際に、
                        こっそりと写真を撮ってほしいと頼まれる。
                        浮気を疑っているから、と。
                        続きを読む >>


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