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評価:
松岡 圭祐
小学館
¥ 1,680
(2003-03)
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千里眼シリーズの岬美由紀、
マジシャンシリーズの舛城と沙希が主な登場人物。
もうこのシリーズ物最初から読むのは諦めた方がいいのかもしれない・・・。
マジシャンシリーズは一応順番に追えてる気がする。
時期は
イリュージョンの一年後?
で合っているのかな?
沙希はFISMというマジシャンの世界大会で優勝してショー契約を結び、華々しく活躍している。
一方の舛城は警察官ですらない。汚職で職を追われ、家族とも別れ、アルコール漬けの生活。
お台場の一角にカジノテーマパークが建設される。
閣僚たちの間でも議論がなされたが財政危機を救う可能性のあるその計画を
結局は半ば強引に推し進めてしまう。
政治家たち、カジノと癒着することで莫大な利権を得ようとする警察官幹部たち
いろいろな思惑が交錯する中、カジノテーマパーク「ジパング=エンパイア」がプレオープンする。
トリックを見破る役として招待された舛城、政治家、警察官たち。
沙希もショーを行うために招かれていた。
そのショー会場が北朝鮮の人間により占拠された。
次々にあっけなく人が殺されていく。