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    • 2013.11.17 Sunday
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    • by スポンサードリンク

    天使の囀り

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      評価:
      貴志 祐介
      角川書店
      ¥ 1,785
      (1998-07)

      ジャンル的には間違いなくホラーなんだけど、
      恐怖というよりは嫌悪感が強い。
      気持ち悪いー。

      ホスピスで働く北島早苗は
      以前からファンだった作家の高梨に偶然出会い、親しくしていた。
      スランプに陥っていた高梨は唐突に
      アマゾン調査プロジェクトに加わることを決め、旅立った。

      専門家やほかの記者とともに現地人と交流したり、
      アマゾンに生息する猿の生態を調べたりしていたが、
      あるとき彼らは遭難に瀕してしまう。
      食料のない彼らの前にウアカリという猿が姿を現したので、
      彼らはそれを食べ、生還した。

      それから彼らは、変わっていった。
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      君は永遠にそいつらより若い

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        星を4にしようか5にしようかすごく迷った。
        すごく好きだ。
        でも決定的なことが少し「遅い」気がしたので4。

        ホリガイはだらだらとした大学四年目をすごしていた。
        就職も地方公務員試験に受かって、単位も修了している。
        定期的にバイトに通い、飲み会に行って変な子認定をされてくる。

        痛みなんて人それぞれで
        どうやって乗り過ごすかもそれこそ人それぞれで
        へらへら笑っているからといって
        痛みがないわけでも考えがないわけでもないのに
        周りは勝手にそういう認定をしてしまう。

        想像すると、すごく苦しい。
        でも、想像しなければ痛くない。
        不思議な小説だった。
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        花と流れ星

        0
          評価:
          道尾 秀介
          幻冬舎
          ¥ 1,470
          (2009-08)

          道尾&真備シリーズ。
          だとはちっともわからなかった。

          初?じゃないかな。このシリーズでの短編集。

          痛々しくないミステリ。

          もっと毒々しいか、長編の方が面白いと思った。
          今まで読んだ道尾さんの作品のなかでは一番面白くなかったかな。

          ただ、悔しいことにネタばれまでまったくオチが読めない。
          それはさすがだと思う。
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          めくらやなぎと眠る女

          0
            村上春樹さんのカテゴリーを作って、どれだけ読んでないんだ!と驚いた。
            好きなんだけど、あまり読む機会がないなぁ、そういえば。

            短編集を読むのも初めてかもしれない。

            24の短編コレクション。

            私は、すごく好き。
            終わりはない。始まりもない。
            ただ流れてる。水のように。
            少し不思議だったり、ひどく現実的だったり
            夢のある軌跡だったり、ありふれた孤独だったり。
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            宵山万華鏡

            0
              評価:
              森見 登美彦
              集英社
              ¥ 1,365
              (2009-07-03)

              夢か現か
              罠か真か。
              巨大な祭り、宵山の夜に人々はなだれこんでくる。
              そして時折その世界に留まってしまう。

              今までの森見さんの雰囲気とは大きく違う。
              文体や口調のばかばかしさは薄れて
              ストーリーの内容で読ませる本。

              私は好きだけど、
              今までのくだらなくて不思議というのもすごく好きだったので
              またそういうものを読んでみたい。
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              ガールズ・ストーリー

              0
                評価:
                あさの あつこ
                PHP研究所
                ¥ 1,680
                (2009-12-03)

                これはシリーズ化するな。
                結構面白かったので、ぜひ続きを読みたい。

                おいちは深川六間掘町の菖蒲長屋で暮らしている。
                父、松庵は町医者をやっており、
                おいちは彼の手伝いをして患者に感謝されることが何より幸せだと感じている。

                おいちは不思議なものが見える。
                病気や怪我を抱えた患者が松庵のもとに担ぎこまれる姿が浮かぶ。
                そして必ずその患者の裏には感情が絡む何かしらの事情が絡んでいる。
                続きを読む >>

                魔王

                0
                  評価:
                  伊坂 幸太郎
                  講談社
                  ¥ 650
                  (2008-09-12)

                  モダンタイムス」のルーツとなる作品。

                  前編が「魔王」安藤兄弟の兄が主役。
                  物事をとことん考えつめる彼。
                  自分の思考を信じて対決していくことを信条とする彼。
                  突如として現れた政治家、犬養が日本をファシズム化させるのではないかと危機感を抱く彼。
                  彼はある力を身につけた。
                  自分が思い描いたセリフを目の前にいる人間にしゃべらせることができる「力」

                  後編は「呼吸」
                  安藤弟の潤也を彼女の詩織の視点から描いた物語。
                  兄弟の家に転がり込んでいた詩織は安藤兄のことを慕っていた。
                  潤也が誰よりも兄を尊敬し、強く思っていたか知っていた。
                  潤也の隣で彼が「力」に目覚めていくところ、
                  彼が意思を持って立ち向かっていくのを見ていく。
                  続きを読む >>


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