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評価:
海堂 尊
宝島社
¥ 1,500
(2010-09-10)
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チーム・バチスタシリーズ
「
イノセント・ゲリラの祝祭」
の後の話。
登場人物を理解するためにもこのシリーズはきちんと順をおって
そんでもって出来れば読み返せるように手元においておいたほうがいい種類の本・・・・
なのだけど、私はそうしていないから記憶のみで毎度読んでいる・・・
イノセント・ゲリラの事件の後、東城大にエーアイセンターを作るという動きが始動していた。
愚痴外来にのんびりと骨をうずめるはずだった田口は
またもここで担ぎ上げられ、エーアイセンター長としてのまさかの辞令を受ける。
古くからの友人である放射線科准教授の島津を始め、
法医学教授の笹井、元警察庁局長の北山、元極北市監察医南雲、
などそうそうたるメンバーが田口の下につくことになる。
島津の助言を得て、エーアイ推進派であり、スカラムーシュとよばれる彦根新吾を副センター長
厚生労働省の火食い鳥、白鳥圭輔をオブザーバーとして
召還することになった。
エーアイ推進派である医療側、反対派である監察側
監察側がオブザーバーとして呼んだのが警視庁の宇佐美警視。
ただでさえ不穏な出港であるというのに、
そんな中、人が死んでしまう。
コロンブスエッグと呼ばれる強力なMRI装置の部屋で
相次いで、二人。