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    • 2013.11.17 Sunday
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    • by スポンサードリンク

    天頂より少し下って

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      評価:
      川上 弘美
      小学館
      ¥ 1,470
      (2011-05-23)

      すごく好きな雰囲気。
      ゆるゆると流れる、というよりたゆたう恋愛小説。
      短篇集。

      最近の川上さんの本はこういう雰囲気のものが多い。
      喜びも、楽しみも、悲しみも、せつなさも
      感じるんだけど、どこか白い靄がかかったような
      それでいて、一番感じるのは
      人間の暖かさだったり、そのままでいる幸せ。

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      幻夜

      0
        評価:
        東野 圭吾
        集英社
        ¥ 1,890
        (2004-01-26)

        裏のあらすじ紹介のようなところで、
        「白夜行」の興奮がよみがえる作品、とあったので
        似た雰囲気の全く別の小説なのかと思って読んでいた。

        阪神大震災の混乱の中、
        一つの罪を犯してしまった青年、水原雅也、
        それを見ながらもなんともない顔で雅也に近づいた美しい女、新海美冬。

        崩れた家と、亡くなった家族を置いて
        彼らは東京へ発った。

        あらゆる手段を駆使して高く、高くへとのぼっていく美冬。
        町工場で技術者として働きながら、
        美冬の裏で彼女をサポートする雅也。
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        炎上する君

        0
          評価:
          西 加奈子
          角川書店(角川グループパブリッシング)
          ¥ 1,365
          (2010-04-29)

          西さんの書く物語はいつでも雰囲気が違って面白い。
          いつでもその時に書きたいもの、感じたものをそのまま文字にしているような感じがする。

          ただ、これは正直にいうと、未完成かな、と感じた。
          複雑な文章をつかって、詩的に表された物語
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          蜜姫村

          0
            評価:
            乾 ルカ
            角川春樹事務所
            ¥ 1,575
            (2010-10)

            ずっと前に「月光」という小説を読んで
            別の作品も読んでみたいと思いながらずっと読むことがなかった。

            滝埜上仮巣地区。

            昆虫の研究をしている山上と結婚した和子。
            瀧埜上村でめずらしい昆虫を見つけたということから
            新婚早々ながらその村にともに向かうことになった。
            医者である和子にとっても、無医村である瀧埜上村に行くことは
            非常にやりがいのある未来を伴っているように思えた。

            病院のない、というよりも必要のない村。
            よそ者は決していってはいけない階段の上にある社

            好奇心旺盛な山上はある夜病人を社に連れて行くのを見てこっそりと後をつけ
            そして帰ってこなかった。
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            エルニーニョ

            0

              恋愛DVを受けていた瑛(テル)と
              灰色の男と一緒に外国に行くのを恐れるニノの逃避行。

              軟禁状態で大学にも行くことが許されなかったテルは
              ニシムラの金を持ちだして南に逃げた。
              ホテルの留守録に残されていたメッセージを聞いてやってきた公園で
              少年、ニノに出会う。

              石松砂糖販売という店でニノとテルはおばあさんに大切にされながら
              砂糖を売り、それはやがて評判となっていく。
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              ゆんでめて

              0
                評価:
                畠中 恵
                新潮社
                ¥ 1,470
                (2010-07)

                「しゃばけ」シリーズ第九弾
                久々に読んだ気がする。しばらく出ていなかったのかな。

                相変わらず病弱な長崎屋若だんなの一太郎。
                兄松之助は結婚し、分家して小間物屋を開きそこそこ繁盛しているようだった。
                さらに松之助の妻お咲に子供ができ、めでたいこと続きであった。

                はずだった。


                神様の一人を偶然見かけた、そのことが
                一太郎の運命を大きく変えることになった。
                右に行くか、左に行くかの分岐点
                永遠に失った屏風のぞきを思って一太郎は深く悲しんだ。
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                真綿荘の住人たち

                0
                  評価:
                  島本 理生
                  文藝春秋
                  ¥ 1,400
                  (2010-02)

                  時間がないので短目感想文でいきます!

                  下宿先(と言いながらも学生でない人たちがたくさんいる)真綿荘。
                  東京の大学に通うことになった大和葉介は新しい生活を夢見て
                  意気揚々とやってきた。

                  ひとくせも、ふたくせもある住人たち。

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