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    • 2013.11.17 Sunday
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    • by スポンサードリンク

    つるかめ助産院

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      評価:
      小川 糸
      集英社
      ¥ 1,470
      (2010-12-03)

      心も体もゆっくり緩むような物語。
      暖かくて、やさしい。

      小野寺君とのの思い出の島に一人でやってきたまりあ。
      唐突にいなくなり、仕事も辞めていた夫。

      ぼんやりと島をさまよっていた彼女に声をかけたのは、「つるかめ助産院」で院長をしている鶴田亀子。
      お昼に誘われ、パクチー嬢と呼ばれる女の子の手料理を食べ
      診察室に呼ばれ、妊娠していることを告げられる。
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      リスの窒息

      0
        評価:
        石持 浅海
        朝日新聞出版
        ¥ 1,680
        (2010-02-05)

        んーーー。
        評価のしにくい本。
        構成などはとても良くできているのだけど、
        感情的に納得出来ない部分がところどころに。
        死んだ人間を目の前にした人間の行動、心理や
        「仕事ができる」という人間の弱すぎる心や。

        秋津新聞社の読書投稿欄「スピーカーズ・コーナー」の編集として働く舞原馨。
        三十過ぎの細川は元社会部だということだった。

        そんな課に誘拐、身代金要求のメールが届いた。
        野中栞という女子中学生が縛られている写真も添付されていた。
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        植物図鑑

        0
          評価:
          有川 浩
          角川書店(角川グループパブリッシング)
          ¥ 1,575
          (2009-07-01)

          胸キュン恋愛小説。

          植え込みに行き倒れていた同年代の男を「拾った」さやか。
          素性もわからず、名前も樹とだけ名乗る彼と同居をすることに。

          家事苦手、食事いいかげんなさやかの代わりに
          イツキがそれらを引き受ける。
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          虚報

          0
            評価:
            堂場 瞬一
            文藝春秋
            ¥ 1,680
            (2010-01)

            堂場さんの本を三冊ほど読んでみたけれど、もういいかな、という感じ。
            なんだろう、文章は本当にうまい。
            わかりやすいし、描写も的確なんだけど、
            どうも物語に入り込めないし、展開も甘いと感じる。
            リアルといえばそうなのかもしれないけど、
            強引すぎるような気もするし、関係のない詳細な描写が多いような気もする・・・。

            東日新聞の記者、長妻。
            このごろ連続して起こっているビニール袋集団自殺が東京で発生し、
            それの取材を行った。
            遊軍キャップの市川と組んで、それらの事件を調査することになった。

            亡くなった人間たちが共通してい見ていた自殺サイト。
            その主催者はテレビにもよく出演する大学教授、上山。
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            天空の祝宴

            0
              評価:
              堂場 瞬一
              PHP研究所
              ---
              (2008-08-30)

              ぶっちゃけ、最初のほうでオチが読めてしまった。
              文章はものすごく上手で最後までちゃんと読めるのだけど、
              面白いとは思えなかったなあ・・・。

              フリークライミングに没頭していた岩本。
              義父が経営するスポーツ用品店を改造して作られたスポーツクラブでフリークライミングを教える。
              一年前、親友を亡くした。
              江藤はヨセミテの「ザ・ウォール」にチャレンジし、滑落して亡くなった。

              江藤の死後、恐怖で岩本はフリークライミングができなくなった。
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              おしまいのデート

              0
                評価:
                瀬尾 まいこ
                集英社
                ¥ 1,260
                (2011-01-26)

                ほのぼの短篇集。
                デートというからには恋愛物なのかな、と思ったけどほとんど違って
                それが逆にとてもよかった。

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                夜の終焉(上・下)

                0
                  評価:
                  堂場 瞬一
                  中央公論新社
                  ¥ 1,680
                  (2009-10-26)

                  勝手なイメージかもしれないけど、
                  ハードカバーで上、下巻(もしくはシリーズでそれ以上)出せる作品は面白いというものがある。
                  今は図書館で借りてばかりだけど、
                  もしお金を払うとなったら、やっぱり面白いものにしか出したくない。
                  それなら、それなりに編集の時点で認められている作品でないと出版できないんじゃないかと。

                  堂場さん・・・前読んだことがあるような気がしていたんだけど、
                  レビューは初らしい。

                  二十年前に汐灘で起こった殺人事件。
                  それに関係のある二人の男。
                  一人は厚木で喫茶店を営む真野亮介。
                  もう一人は弁護士の川上譲。

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                  ペンギン・ハイウェイ

                  0
                    評価:
                    森見 登美彦
                    角川書店(角川グループパブリッシング)
                    ¥ 1,680
                    (2010-05-29)

                    不思議な感触の小説だった。
                    森見さん、作風かわったなあ。

                    今までは「やる気になったらできるというが実際どうなの?」的な大学生が主人公の
                    純文学風コメディが多かったけれど、
                    これは「口だけじゃなく生き方もなかなかやるじゃん」な小学生が主人公。

                    様々な「研究」をして、それをノートに記す小学四年生の少年アオヤマ君。
                    ウチダ君と冒険をしたり、
                    「海辺のカフェ」で歯科医院に勤めるお姉さんとチェスをしたり、
                    同じクラスのスズキ君に嫌がらせをされながらひょうひょうとしていたり、
                    ハマモトさんと仲良くなったり。

                    そんな彼の平和な街にペンギンが突然あらわれた。
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                    東京ピーターパン

                    0
                      評価:
                      小路 幸也
                      角川書店(角川グループパブリッシング)
                      ¥ 1,470
                      (2011-10-29)

                      こんな偶然ありえないでしょ、と思いながらも
                      読了感はすごくいい。

                      一夜限りの幻のバンド。
                      音楽の才能を持った彼らがものすごい偶然をもって集結する。
                      それまでバラバラの人生を送ってきた
                      年齢も、経歴も一致しない彼ら。

                      そこからそのバンドが成り上がっていく、なんてことはない。
                      ただ、彼らの人生はその一夜で大きく変わったかもしれない。
                      続きを読む >>

                      東京島

                      0
                        評価:
                        桐野 夏生
                        新潮社
                        ¥ 1,470
                        (2008-05)

                        映像化されているのを知っていてなんとなく読んでみたけれど、
                        よくこれを映画にしようと思ったなあ、というのが素直な感想。
                        ラストどうやってまとめたんだろう・・・・。

                        クルーザーで世界一周の旅に出かけた清子、隆夫婦は嵐にあって漂流、島にたどり着いた。
                        その三ヶ月後、日本の若者が流れ付き、
                        その数年後、ゴムボートから上陸させられた中国人たち。

                        清子以外全員男。
                        最初の夫隆は亡くなり、三人目の夫がくじ引きによって決まるところから物語が始まる。
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