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評価:
堂場 瞬一
文藝春秋
¥ 1,680
(2010-01)
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堂場さんの本を三冊ほど読んでみたけれど、もういいかな、という感じ。
なんだろう、文章は本当にうまい。
わかりやすいし、描写も的確なんだけど、
どうも物語に入り込めないし、展開も甘いと感じる。
リアルといえばそうなのかもしれないけど、
強引すぎるような気もするし、関係のない詳細な描写が多いような気もする・・・。
東日新聞の記者、長妻。
このごろ連続して起こっているビニール袋集団自殺が東京で発生し、
それの取材を行った。
遊軍キャップの市川と組んで、それらの事件を調査することになった。
亡くなった人間たちが共通してい見ていた自殺サイト。
その主催者はテレビにもよく出演する大学教授、上山。