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    • 2013.11.17 Sunday
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    • by スポンサードリンク

    オーダーメイド殺人クラブ

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      んんん。
      共感する。すごくリアル。感覚に訴えかける。
      でも、読む年代によってこの本の評価は全然違うんじゃないかと思う。

      中学生、高校生など若い人たちにはずっしりとリアルを感じるんじゃないかと思う。
      でも、大人になってしまった私にとっては作中の言葉を借りてそのまま「イタイ」本だと思った。

      何にもなく終わってしまうのがいや。だから殺してもらう。
      彼女が美しいと思う形で、望むやり方で。
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      FOR RENT -空き室あり-

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        いやあ、おもしろかった。
        少年が自らの生い立ちを探る旅、
        そこに絡む「彼女たち」の意識。

        三十七歳になる城築桂子と二十歳になる前の少年。
        桂子が社長をしている「信頼社」でかつて働いていた少年の母に相談され、
        少年に仕事を紹介した。
        そこからふとしたきっかけで特別な関係になった彼ら。
        少年の左肩には大きなあざがあった。

        なぜそれがあるのか少年自身知らない。
        彼の母が死ぬ際に、謎の言葉を残し、
        少年は幼い頃の彼の記憶がごちゃごちゃになっていることに気づいた。
        結婚し、子供がいる姉雪生は何も語らない。
        彼は本籍のある富士見へと旅立った。
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        図書準備室

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          評価:
          田中 慎弥
          新潮社
          ¥ 1,470
          (2007-01-30)

          芥川賞で初めて名前を知って気になっていたので読んでみた。
          作品として完成度がとても高いと思った。
          ただ、好みは分かれるだろうなあ・・・。
          私は嫌いじゃないけれど、落ち込んでいる時や疲れている時には読まないと思う。

          ある世界の上にまた違う世界を重ねた変わった構成。

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          月の恋人

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            評価:
            道尾 秀介
            新潮社
            ¥ 1,470
            (2010-05)

            テレビドラマの書き下ろし原作らしい。
            確かに今までの道尾さんの作品とは全く違うカラー。
            本人があとがきでいろいろな制約のもとで書いたとあったけど、
            たしかにそうなんだろうな、と思わせる毒々しさの少ない王道ラブストーリー。

            読後感はよく、すっきりと読み終われるのだけど、
            なんとなく一貫性が感じられなくて、読み終わってから、?と思う部分が多かった。
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            砂の王国(上・下)

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              評価:
              荻原 浩
              講談社
              ¥ 1,785
              (2010-11-16)

              文章の量はすごいはずなのに、全然それを感じなかった。
              山を登って、降りる。そんなイメージの小説だった。

              大手証券会社のディーラーからホームレスに転落した四十過ぎの男、山崎。
              居場所と食べ物を求めてさまよっているうちに、心理操作で客の悩みを言い当てる龍斎と
              美しく、不思議な男、仲村と出会う。

              再起をはかるために山崎が考えたのは、仲村を教祖とした宗教、「大地の会」だった。
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              グレイヴディッカー

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                おもしろかった!
                読んでいない高野さんの本だというだけで借りてきて、
                読む段階でタイトル見てこれは怖いかスプラッタ系かな・・・とちょっとひるんだんだけど
                (実際悲惨系なのは間違ってなかった)
                しっかりユーモアとか物語自体のおもしろさがそれを上回った。

                八神俊彦。三十二歳の悪党面の男。
                実際何度か警察の世話になっている紛れもない悪党の類。
                しかし、彼は生まれ変わろうとしていた。
                そのきっかけとなろうとしているのが骨髄提供という善行。

                しかし、彼は追われることになった。
                部屋を交換していた島中の異様な死体。
                同じ頃発見されていた別の死体。
                重要参考人として警察から、
                正体も理由もわからないままある団体から、
                それでも明日に迫った入院のため、八神は逃げ、病院に向かった。
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