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    • 2013.11.17 Sunday
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    花のようする

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      本屋で見かけて少し気になったので読んでみた。
      とても読みやすく、じわりと元気がでるような作品だった。
      展開や構成はもう少しキリッとなるといいかもと感じたが、
      全体に漂う雰囲気や登場人物がしっかりしていて感情移入しやすかった。
      ぜひほかの作品も読んでみたい。

      芸能界に身をおく「瀧沢マユ」こと野滝繭美。
      彼女が所属する事務所が借り上げているマンションに一緒に住む恋人の桜田眷作。
      「家を買おう。」という野滝の言葉、
      そして見つけた古い一軒家。
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      ばんば憑き

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        評価:
        宮部 みゆき
        角川書店(角川グループパブリッシング)
        ¥ 1,785
        (2011-03-01)

        短篇集。

        お江戸怪談シリーズがいくつかある中のスピンオフ的な作品もいくつかあった。
        私がこれはそうだな、とわかったのは2つ。

        お江戸の町で起こる事件、現象。
        少し不思議な何かが関わり、人の手で解決されていく。
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        PK

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          PK
          評価:
          伊坂 幸太郎
          講談社
          ¥ 1,260
          (2012-03-08)

          リンクする三つの物語。

          大きな物事が起こるきっかけは些細なこと。
          そこで分岐し、起こるべくして起こる。

          面白かった。けど、少しわかりづらいと感じた。
          内容が頭に入ってきづらい。
          でも文章や読ませる力はさすが。
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          鍵のかかった部屋

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            評価:
            貴志 祐介
            角川書店(角川グループパブリッシング)
            ¥ 700
            (2012-04-25)

            純子&榎本コンビのスピンオフものという感じの作品。
            ひたすら密室殺人。
            それのトリックをあばいていく。
            物語というよりは、謎解き。

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            共喰い

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              評価:
              田中 慎弥
              集英社
              ¥ 1,050
              (2012-01-27)

              はっきり言って、気持ち悪い。生理的に。
              でも、星5をつけざるを得ないという感じ。
              文章はとにかくうまい。
              内容も光っている。
              んでもって、やっぱり気持ち悪い。
              そこまでざわめかせるのはやはり「いい小説」だからなんだろうなあ。

              「共喰い」と「第三紀層の魚」の二編。
              「第三紀層の魚」の方は比較的柔らかい。
              良心を描いた作品。
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              春を嫌いになった理由

              0
                最後まで飽きずに読めた。
                様々な視点から描かれる一つの流れが最後の最後で一本にまとまる。

                就職浪人四年目の秋川瑞希。
                テレビ太陽のプロデューサーをしているやり手な叔母、名倉織江から
                志望していた通訳の仕事を一つ任されることになった。
                織江がプロデューサーをしている超能力捜査のTV番組で
                エステラという超能力者の通訳をする。

                瑞希は超能力の類は心底嫌っていたが、押しの強い叔母により強引に仕事を受けることになった。
                相次いで目撃談が寄せられた幽霊の情報。
                エステラは霊視し、その死体を見つけ出した。
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                すべて真夜中の恋人たち

                0
                  あたたかくて柔らかくて切なく少し悲しい物語。

                  きっと、このままじんわりとこの人は生きていくんだろうなという確信に似た予測。
                  彼女のことを真に理解する人は現れないんだろうな。
                  それでも彼女を包む空気は優しい。

                  すごく失礼かもしれないけれど、少し前の川上弘美さんの作品の雰囲気に似ていると思った。

                  人とうまく付き合うことができないまま大人になり、
                  居づらい雰囲気の中で仕事をしていた入江冬子。
                  大手出版社に勤める石川聖と一緒に校閲の仕事をするようになり、
                  彼女の勧めもあってフリーランスで仕事をするようになった。

                  よく喋り、強い考えを持ち、それをまっすぐにぶつける聖。
                  聖の知らない所で彼女は三束という男性と出会う。
                  高校で物理を教えている彼と定期的に喫茶店で話をするようになった入江。
                  何かが少しずつ変わっていく。
                  続きを読む >>


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