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    • 2013.11.17 Sunday
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    • by スポンサードリンク

    アイドル新党

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      評価:
      原 宏一
      徳間書店
      ---
      (2011-05-17)

      すっきり爽快!
      読んでいてすごく気持ちのいい話だった。
      原さんの本は、嫌みがなくていい。

      売れないアイドルが社長のちょっとした思いつきから
      実際に政治家になっていくまでの話。
      思い切りのよさと、嘘のない真っ直ぐな基質、そして人の心を捕らえる口弁。
      マネージャーだった男と共に成長していく。
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      地下の鳩

      0
        評価:
        西 加奈子
        文藝春秋
        ¥ 1,260
        (2011-12)

        表題の「地下の鳩」と「タイムカプセル」の二編。
        とてもよかった。
        すごく鮮明な痛み。
        でも少し、みずみずし過ぎて、痛い。


        「地下の鳩」の方は、落ちないようにしがみついてしがみついてでも限界が来て、
        ゆっくりと沈んだ後少しだけ浮上する物語。
        考えたらタイトルそのままだな。うまくできている。
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        純平、考え直せ

        0
          評価:
          奥田 英朗
          光文社
          ¥ 1,470
          (2011-01-20)

          読みやすく、おもしろい。
          主人公の根本的な人の良さは好ましく、
          彼の周りにいる人間とおそらく同じように微笑ましく感じた。
          だからこそか、後引く感情は悲しい。

          坂本純平は六明会傘下にある早田組に所属する新米のやくざ。
          歌舞伎町に知り合いは多い。
          彼をからかい、慕う。
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          二都

          0
            評価:
            藤谷 治
            中央公論新社
            ¥ 1,680
            (2008-03)

            なんというか、異色の作品だった。

            藤谷さんの作品を三冊読んで、「この人らしさ」というものが見当たらない。
            三作品とも全く内容もテーマも文体も違うという・・・。

            文章が旧かな使いの章があるため、読みづらかった。
            実験的でおもしろいとは思う。
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            贖罪の奏鳴曲

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              評価:
              中山 七里
              講談社
              ¥ 1,680
              (2011-12-22)

              魔女は甦る」、
              「連続殺人鬼カエル男」(読了したが、感想は書いていない・・・。)
              に登場する渡瀬、古手川ペアが再登場。

              この人の作品は新しいものほどおもしろい。
              どんどん文章も内容も洗練されている。
              悲惨な描写が鮮明に描かれているので、苦手な人は苦手だと思うけど、
              この作品は殺人事件そのものよりもそれに関わる人々の行動、動機、心理が細かく描かれていると感じた。

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              謎解きはディナーのあとで

              0
                映画化されると知らず、タイムリーに読んでしまった。

                前からちょこちょこ話題に上がっていたのでなんとなくストーリーは知った気になっていたけれど、
                おおよそ想像から外れなかった。
                良くも悪くも。悪い方に外れないのは面白い証拠。
                映画化にはとても向いていると思う。

                一つ一つの話は完結していて、読みやすいミステリ。
                意外さはそんなにないけれど、宝生麗子、影山、風祭警部のやりとりは面白い。
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